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動機を再考する

今までバイクの選定基準は「何に乗りたいか」でした。「モノ中心」です。乗った事無くっても「面白そう」から始まり、色々調べ倒して「乗りたい」に変わっていく。

今回、それとは少し違います。なーんも考えんと思うままやってきたので、一応何故こうなったのか、ぼーっと考えてみました。すると大きく分けて2つの理由が見えてきました。

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実は”DUCATI”というブランド、未だに全く興味ありません。自分のところの都合に合わせてSBKのレギュレーションをころころ変えさせる、というイメージぐらいしかない。あとは…○UCATI MAGAZINE(笑)。

今回、何の期待も先入観も無く乗ってみてびっくりするくらい「面白い」と感じたから入手してみた。今回はたまたまそう感じたのが900SSだったわけで、例えばそれが国産のマイナーなバイクだったとしても同じ行動を取っていたと思います。

要は「モノ中心」から「自分中心」に軸が変わってきた。そう感じました。自分が乗って楽しいと思えたものを愛車にする。当たり前のようで、しかし今までほとんど未経験だったことに気付きました。

今までで試乗して気に入って購入したバイクは、Husqvarnaのシングルカム。これ一台だけ。手放すとか手放さないとか、そういう気持ちにすらならないのは、そのへんのこともあるのかもしれません。

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もうひとつは、GX750の存在。

街乗りバイクをGX750のみにして数ヶ月。ここ最近、普段遣いに乗って思うこと。

ふつーに走るには何ら過不足なく、ちょっとしたスポーツランも楽しめ、エンジンもしっかり色がある。バイクの状態も、絶えずフレッシュでなくても、ちょっとぐらい気になることが出てきても、イライラこない。乗れちゃうし乗っちゃう。

しかし、決定的に「何か」が足りない。かといって「不満のないことが不満」…というコトバにはちょっと違和感を覚える。不満、はない。負のイメージは皆無。しかし乗っているとき、絶えず「何かと比較している」もしくは絶えず「いいところを探しながら走っている」ような感覚。何なんだろうか…と。素直に楽しめば良いのに、それが出来ない。

そう感じるようになったのはGX750「ばっかり」に乗っているときだと気がつきました。

試しに日をおいて久しぶりに乗ってみると、やっぱりいいんですよね。

もしかすると僕にとってこのバイクは「隙間を埋める」効果をもたらしているのでは、と。

何かメインになるバイクがあって、そのバイクに「足りない部分」もしくは「不満・苦痛に思う部分」を埋めることの出来る存在なんではないかと。

逆に言うと、カユいところ「にしか」手の届かないバイク。

…ほな、メインになるバイク、要るがな。隙間やカユいとこ、つくったらなあかんがな。

***

何書いてるんでしょうかね、僕(笑)

2台も持って贅沢な話ですが、まあ2台合わせてもビッグスクーターの新車1台も買えないような額ですからかわいいもんでしょう。多分。

パリッと走る何か1台と、ぼけーっと走る何か1台と。なかなかいいバランスが取れるのではないかと期待しています。

Comments

by にえ

「分かるわぁ、その気持ち」と書きたいところですが、仮に感じているところが似通っていたとしても、決して=ではないはずなので、「分かる」とは書きません(笑)

ま、そんな屁理屈はさておき、ひとたび、「隙間を埋める」のをやめることにしました。隙間は隙間のままでエエんちゃうのん?という発想です。

隙間が埋まることによって流れが滞り、前進する力を削がれるような気がしたからです。気がしたことは…ちゃんと、しっかりと、検証しておきたい。なので「思い切って」みることにしました。

だけど…そうなったらなったで、きっと「こんな風に」感じるんだろうなぁ~と思う自分がいるんです。

「今のままでいいじゃないか」ってね。

GX750が感じさせてくれる「不思議なもの」の正体のような気がしています。

今までボクにとって「前に進む」ということは「バイクの状態をよりよくすること」にあったと思います。
ボクもバイクという物ばかりをみていたのだと思います。
tetsuさん同様、ようやく「自分≒人」をみることができるようになってきたのかも知れませんね。

GX750って、やっぱりいいよね。手にして、しっかり向き合ってよかったなぁと心から思います。

***

多くの人には「訳分からん」コメントだと思うけど、tetsuさんなら伝わるような気が…というか、確信しています(笑)

Comment#5471
私の場合・・・ by なかい

ご無沙汰してます。

1台のバイクを10年、20年と乗り続けている人が多く居ます。
それができない私には、引っかかる言葉イッパイのエントリー。

>選定基準は「何に乗りたいか」
乗って面白いかどうかわからないけど、「面白そう」なのを探すんですね。
で、それの繰り返しが延々と続いているわけです。
「面白そうなバイクを見つけて、いろいろ調べて、買うまでの過程」が楽しい!
そういう意味では、ほとんどのバイクは買ったときがピークかも。

気に入った楽しいバイクがあったとしても、なんか慣れてきて物足りなくなってくる。
もっと楽しい、快適なバイクがあるんじゃないか、と思うのです。
そう思わないと「面白そうなバイクを見つけて、いろいろ調べて、買うまでの過程」にいけないですから。

tetsuさんの900SSも乗ってみることができたから、「面白い」とわかったんですよね。
乗ってみないとわからないし、持ってみないとわからないですよ。だから買ってみるんでしょ?


<変化の兆し>
ところが、私の中で変化が起こりつつあります。
最近バイク仲間に言われたんです。「もう、セローとSRV以外いらないんじゃないの」って。
それに乗っているときが一番楽しそうで、気楽そうに見えるから、と。
実際そうですわ。
けど、この意見は容認できない!SRVは売りたい。
けど、あまりにも「いいバイク」なので売れない。

これはどういうことか、を考えてみた。
私の場合「イメージと現実のギャップ」なのです。
「SRVとセローをこよなく愛する」
これはある意味、自分のイメージの対極に位置するものです。

現実はというと、SRVを残してZRXを迷い無く売ってましたが(笑

歳とともにですね、若いときからのイメージが、現実に擦り寄って来る。

SRVとセロー、それに仕込み中のZ650がうまくフィットしてくれたらええのになぁ。
キーワードはいつの間にか「軽い」に変わってますわ。

それにしても、VESPA GTS250ie は激しくそそりますわね。
すべてを売って、これ1台にしよっかなー、なんて・・・

Comment#5472
  • 2010-05-22(Sat) 05:43:08
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by tetsu

>にえさん:
久しぶりにRZに乗ったら目からうろこ、という日記を見たとき「あ、隙間埋まったはるわ」と。軸が元(=自分)に戻ったような感じを受けました。転売希望の件、とても自然に思います。

人は変わるんです。全ての選択肢をいつでも自由に選べるようなココロ、持っていたいですよね。

Comment#5474
by tetsu

>なかいさん:
ご無沙汰しております。

僕も1台だけを延々と乗り続けることが出来ないヒトです。免許取った時からずーっと「面白そう→乗りたい→買う→楽しい!→慣れ、飽きる→他のを探す→これのほうが面白そう→乗りたい…」ルーチン(笑)で来ていました。

ターゲットは都度変化していってます。が、今思えばそれらはほぼ全て「対外的にどうか」といういわば「他人の目」みたいなものが大なり小なり絶えず入ってたと思います。そんなつもりは毛頭ありませんでしたが、結果的にはブランドバッグを選んでいるような感覚。

それが、ここ1、2年で再認識した「バイクは結局独りで乗るもの」という考えと、普段遣いで街を走るとよく見かける、いい意味で「自分のことしか見ていない」スクーターの人たちを見て感じることとで完全に削ぎ落ちていったような気がします。

誤解を恐れず言えば、自分が良いと思えばそれでいいんです。今回の900SSは完全にその考えに素直に従った結果です。スーパーカブを買った時も良く似た心境でした。GX750は…です(笑)。

で、その考えとイタリアの街中でのスクーターの存在がばちっ!とマッチしています。

http://www.youtube.com/watch?v=CQFghpL6c6w

http://www.youtube.com/watch?v=rpjS3g1PdF4

今の僕にとってVespa GTS250ieは「自分のことだけしか考えていない自分」の象徴です(笑)。

Comment#5475
やっぱり by あつし

トランポのテストなんて言ってる段階で「買ったんやろな~」と思ってましたが、やっぱりやったんやね。

性格が違うバイクは当然互いに隙間を埋める存在になる可能性が高いと思うけど
「隙間の埋め方」が重要なんでしょうな。
GXはそこのところをしっかり埋めてるんかな。

ところで
「2台も持って贅沢な話ですが」
2台ってアナタ・・・・・

Comment#5476
by tetsu

>あつしくん:
えへ。えへへ。まーいつものことですわ。ただ今までとは全く違うルートです。

>2台って

失礼!2台と原付と多分集めたら1台分になるであろう部品の山でした(笑)。

Comment#5477
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